スリーゼットブログ

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米不足・食糧不足の原因のひとつとして「兼業農家のここが辛い!]

いよいよ米などの食糧が底をつき始めてしまいました

仕方のないことです

明治維新学問のすすめ軍国主義、戦後復興、高度経済成長、

IT、デジタル。

米中心の生活から、学校、ものづくり・技術・投資に力を注ぎ、食から

離れていきました。

元々貧しい農家は米を作ってもほとんど国に納めていて、自分達は食べていな

かったのだから、高度経済成長期から今まで米を食べれていたのは、夢・幻の

如しだったのかもしれません

それでも食を失ってしまうのは困ります、なのでここは農業を始めたいところ

ですが、なかなか簡単にはいきません。

 

兼業農家のここが辛い

資本力がないと機械が買えないので手作業だ

・慣れない力仕事は直ぐに筋肉痛になる

・昔は米一俵60K担いでいたらしいけれど、今の一袋30Kでも重くて

 きついので、せめて一袋20Kにしてほしい

・会社が週休二日制としても、その二日が農業なので実質365日労働で

 心身共につみやすい

・子供の場合、学校から帰ってから農作業・宿題なので遊ぶ時間が無くなる

 その辛い経験から、大人になったら農業をやりたくなくなる

・自然相手なので有休が必要だが、いきなり会社を休めない

・育児休暇と同様に農業休暇が欲しい

・水田の場合、水を張っている間暇だ

・農地の近くにはトイレがない

ジャンボタニシのピンク色の卵が不気味だ

・稲刈り・籾摺りの後は、2~3日体中がチクチクする、特に首回りが

 痒い

・夏は熱中症との戦いだ

・農地から宅地に転用して売れれば、大きな利益になるが逆の場合だと

 資産価値が大きく減るので勇気がいるし、相続になった場合子共に農地と

 して渡ることになるので、考えどころではあるが、考え過ぎてつまずく

・米作り用の農機具は、トラクター、田植え機、稲刈り機、乾燥機、籾摺り機

 一年に数回しか使わないけれど必要だ

専業農家の場合、農作物が育つ間、暇だし個人事業始めたいけれど、農地に

 事務所や工場を建てる制限がきつくて、暇で貧乏だ

農業のここが素晴らしい

・自然に触れると普通に癒される

・運動不足解消になる

・社長だ

・仕事の達成感が半端ない

・今は年貢制度ではないので、好きなだけ子供に食料を与えられる

・子供は勝手に田畑で遊ぶ

・子供は勝手に田畑で理科の勉強をする

・子供は勝手に田畑でエネルギーの発散しながら、無賃で生産活動

 してくれる(おこずかい制)にすべきだが

・子供が仕事を覚え、手先が器用になり体力が付く

・食料があれば親がいなくても子は育つ

・高齢になっても仕事と生きがいが持てる

 

決めるのは自分

日本人は農業をやめました

昭和バブル、ITバブル、楽して稼ぐのが素晴らしい?

政治が悪い? 確かに村社会日本列島民、でも米作り嫌になったでしょ?

資本家の大規模農業会社の農業サラリーマンになりますか?

それとも「一国一城の主」 農主になりますか?

選択の時ですね💛

 

稲作農家の禁域

 令和の米騒動はまずかった💦

稲作農家のジレンマであった、現代人による米離れによる減反政策

そりゃ稲作農家にとってはお米を沢山作って高値で売れれば普通に

嬉しいですよね、それが普通です

バット(しかし) 米が余って価格が下がります

あかんやんww

そう、時代が変った事は農家も実感していますよ

米、食料がなくて苦しかった時代を何となく理解出来る世代は

残り僅かです、パン・麵類・ファーストフード・パスタ、

食生活は替わりました、お米は踏ん張りたかった。

諦めは肝心です

 

理想論

そこそこ食べていける稲作農家

・米作りの合間に他の野菜を作る

・個人事業者として他の副業を見つける

・農機具レンタルでコストを抑える

・合理化でとことん米価下げて社会貢献しつつそこそこ稼ぐ

・馬と牛を使い、設備投資を抑える

・家族に適正な賃金を払い休日を与え、家族農業を復活させる

 

出来るかな?

 

ありがとうございました。