最近になって仕事場の片付けをしていることから
産業廃棄物の最終処分場に行く機会がありました
20年以上も経つと様子は随分と変わります
昔は大きな穴(安定型)と小さな焼却炉くらいしか
目立ったものは無かったけれど、今では
巨大なリサイクルプラント
が、所狭しと並んでいます
そして産業廃棄物を処分してもらう為には(マニュフェスト)
が必要となりました
(マニュフェスト)と言えば政治家が選挙の際に選挙公約として
使用するものと言う印象がありますが、それとは違うものです
この場合の(マニュフェスト)とは産業廃棄物管理票の事を指します
これはその廃棄物は排出事業者が最後まで責任を持ちましょう
と言うのが基本原則となって作られたものです。
日本のバブル期、大量生産・大量廃棄から廃棄物(ゴミ)が溢れ
最終処分場の容量も限界に達し、そして不法投棄が横行しました
そのことから廃棄物処理法も厳しくなると同時に、包装容器リサイクル法
も作られました
これは一般廃棄物(家庭ゴミ)にも大きな影響を与えました
リサイクル促進・焼却炉の延命化を目的として、(家庭ゴミ)
の分別が始まりました。
その後もどんどんと厳しくなり、最近ではレジ袋の有料化も始まって
います。
こうして日本ではバブルの教訓として環境に配慮した政策が進められています
ただこうした動きはどうしても、個人消費・企業の設備投資を抑えてしまう
と考えられ、経済活動の円滑な流れとしては検討すべき所もあると思います。
それでもやはり、環境を守るうえでは大変重要で必要なことには変りません。
中国にマニュフェスト(産業廃棄物管理票)は
あるのでしょうか?
中国は日本と違い自由な情報発信ができないことは日本人ならよく知っている
ことだと思います。なので、現在の情報化社会の中にあっても、次々と入ってくる
中国情報その信憑性は疑わざるを得ません。
なのであくまでもイメージとして、ゴミ問題は大丈夫なのかと心配になります。
他国の事ですが、我々の国に全く影響がゼロとは言えないような気がします
衛生面は特に気になります、企業活動においても今や中国なしではやって
いけない所も多いのではないでしょうか、旅行においてもその関心は衛生面が
中心になると思います。
そしてなりより中国のバブル崩壊と言う情報です
その情報が確かであれば、廃棄物問題はその市場・人口が大きいぶん深刻だと
想像できます。
なぜならそれは
日本の歴史が通った道だからです
なので是非とも今後(廃棄物管理)はしっかりやってもらいたいです。
求む、アジアの巨大リサイクルプラント工場!
もし中国に巨大リサイクルプラント工場が出来たなら、アジアの市場経済は
どんなに安定するかと、個人的に期待しております。
後述となりますが、(産業廃棄物)の中でも汚泥・鉱さいなどを処分してもらう
場合には(成分分析)が必要となります。
更には、爆発性・毒性・感染性が含まれるものは
(特別管理産業廃棄物)
医療活動によって発生した廃棄物は
(医療系廃棄物)
となり、運搬する際の梱包方法や処理方法も特殊となります
この様に、日本の基準はとても厳しいです。
なので同時にしっかりとした
・環境衛生研究所
・環境分析センター
も作ってほしいです。
最後に
「1人の人間の命は1個の地球より重い」
話は少し変わりますが、近年の日本の場合
人が亡くなると火葬されます、そして火葬するためには
(火葬許可証)なるものが必要となります。
たとえその死が
新型コロナウイルスによる肺炎だったとしてもです!
お詫び
日本人的常識として本来、(廃棄物問題)と(人の火葬)の話を
同じ記事内に並べるべきではないかもしれません。
しかし今回に限ってはお許し願いたいと思います。
そしてもし中国にマニュフェスト(産業廃棄物管理票)や
(火葬許可証)の制度がないのであれば、ぜひ今後ご検討のほどを
お願いしたいと思います。
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